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太陽光発電

太陽光の売電は5月がピーク?夏より“稼げる月”になる理由とは?

「太陽光発電=夏が一番稼げる」と思っていませんか?
実は、1年の中で最も売電量が多くなる(=収入が増える)時期は、真夏ではなく“5月”なんです。
「太陽の日差しが強い夏の方がたくさん売れるのでは?」という疑問を、エネルギーのプロがデータとともにわかりやすく解説していきます。

なぜ5月に「売電量」が増えるのか

太陽光パネルが太陽の光を浴びている写真

一般的に、1ヶ月の総発電量で見ると7月や8月が高くなるというデータも多いです。
しかし、売電量は「発電量ー家庭で使った電気料」で決まります。
つまり、発電量が多くても、家でたくさん使ってしまえば売電には回りません。逆に、発電量が安定していて、かつ使用量が少ない月ほど売電量は増えるのです。
その条件が最もそろうのが“5月”です。

①日射量が年間で最も高い

NEDO(新エネルギー・産業技術総合機構)のデータによると、日本国内の多くの地点で、年間で最も「日射量(太陽から届くエネルギーの総量)」が大きくなるのは5月です。
その理由は「太陽の高さ」と「雲の少なさ」のバランスが最も良いためです。1年で太陽が最も高くなるのは夏至ですが、6月は梅雨の季節で雲が多くなります。
そのため5月は太陽が高いうえに、湿度が低く晴天の日が多いため、遮るものがなく強い日射が地上へ届きます。

また、5月は晴天率が高く、安定して日射が得られるため、「日ごとの発電ムラが少ない」という特徴もあります。

 ② 快適な気候で「家庭での使用電気量」が減る

5月は冷暖房の使用がほとんどなく、年間でも電気使用量が少ない時期です。特に夏はエアコン、冬は暖房で電気使用量が大きく増えるため、発電してもその多くを自家消費してしまいます。
一方で5月は、「発電量はしっかりあるのに、使う電気は少ない」状態 になるため、結果として売電量が増えやすくなります。

月別の売電量グラフ

実際に、弊社社員の自宅(太陽光容量:4.544kW)の1年間の売電量をグラフ化してみました。こうして実際の数字で見ると、やはり5月が一番売電できていることがわかります。

2025年の月別売電料(出典:弊社社員自宅)

5月は“自給自足”が実現できる季節

5月は売電量が多いだけでなく、作った電気を自宅で消費する「自家消費」のメリットも最大化しやすい季節です。

発電した電気をムダなく使える

冷暖房の使用が少ないこの時期は、自宅で使いきれなかった電気を売電に回します。そうすることで、洗濯機や食洗機など、動かす時間を調整できる家電をあえて昼間に使うことで、発電した電気を効率よく自家消費ができます。

 蓄電池があれば夜まで「自給自足」

「昼間は誰も家にいないから、電気が余ってもったいない」という方も、蓄電池があれば安心です。 5月のたっぷりパワフルな発電を蓄電池に貯めておけば、夕方から夜の家族団らんの時間も、高い電気を買うことなく、自分たちで作ったクリーンな電気だけで過ごすことができます。

 太陽光を検討している方へ気をつけてほしいこと

太陽光発電は家計も安心も守れる素晴らしいシステムですが、すべてのご家庭に設置して同じメリットが出るわけではありません。屋根の向きや形状、周囲の環境によって最適なプランは異なります。

「わが家は、太陽光を設置してお得になるのかな?」と気になった方は、まずはこちらのチェックリストを見てみてくださいね。
太陽光発電の設置条件チェックリスト|自宅に合うかを見極める5つのポイント

まとめ

5月は、
✔ 発電量が安定している
✔ 電気の使用量が少ない
✔ 売電に回せる電気が多い
この3つがそろうことで、太陽光発電にとっての「ゴールデンタイム」になります。

このベストシーズンをきっかけに、まずは一度、ご家庭の電気の使い方の見直しや太陽光を設置した場合の発電量を調べてみるのがおすすめです。
フォレストホームサービスでは、ご家庭に合わせた詳細な発電シミュレーションを無料で行っています。
電気代を賢く抑え、お得に暮らす一歩を、この5月から始めてみませんか?

記事参考

NEDO | 日射に関するデータベース:日射量データベース 

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