今や電気は、私たちの生活にとって“当たり前”の存在です。
しかし、台風や地震、雷、大雪などの災害で突然停電が起きると、その当たり前は一瞬で失われます。
もし今停電が起きたら、「何が一番困るのか分からない」「本当に必要な家電ってどれ?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
この記事では、実際に停電を経験したご家庭の声をもとに、停電時に本当に使えてよかった家電をランキング形式でご紹介します。
あわせて、
・なぜその家電が重要だったのか
・停電時でも使えるようにする方法
についても、わかりやすく解説します。
停電対策を考えるヒントになれば嬉しいです。
停電で困るのは「生活が止まる」ストレス

停電というと「真っ暗で何もできない」イメージを持たれがちですが、実際に困るのはそれだけではありません。
本当に不便なのは、“日常の当たり前”が一気に止まること
・冷蔵庫が止まり、食材が傷まないか心配
・スマホの充電が減り、情報がキャッチできない焦り
・日が沈むと部屋が真っ暗になる
電気がないことそのものよりも、「このあとどうしよう」が見えないことのほうが、実は大きなストレスになります。
普段は気にもしていなかった家電のありがたさを、停電時にはじめて実感する方が多いのです。
停電対策に重要なのは「全部」より「優先順位」
停電時の電力には限りがあります。
だからこそ大切なのは、 何を優先して使うかを決めておくことです。
実はこの優先順位がはっきりしているだけで、停電時の不安は大きく減ります。
すべてまかなうことよりも、次の優先順位を整理しておくだけで不安は大きく変わります。
①命に関わるもの
②情報を得るためのもの
③生活を維持するためのもの
“使える”と“使えない”では安心感が大きく変わる
「冷蔵庫が動いている」「スマホが充電できる」
それだけで、 “なんとかなる”という安心感が生まれます。
逆に、想定していなかった家電が使えないと、不安や不満は一気に大きくなります。
停電時に使えてよかった家電ランキングTOP5

では実際に、停電を経験したご家庭から「これは使えて本当に助かった」と声が多かった家電を、ランキング形式で見ていきましょう。
第5位:照明
夜間の停電でまず必要になるのが照明です。
部屋が明るいだけで、転倒防止や精神的な安心につながります。消費電力が少ないため、特定負荷型や容量が少ない蓄電池でも使えるケースが多い家電です。
全負荷型と特定負荷型の詳しい違いについては、こちらの記事で解説しています。
停電時、蓄電池があればどこまで家電は使える?
第4位:テレビ
災害時は、情報を得られるかどうかがとても重要です。
テレビが使えることで、
・状況が把握できる
・不安が軽減される
という声が多く聞かれます。
第3位:スマートフォン充電
連絡・情報収集・決済まで担うスマートフォン。
充電できるかどうかは、停電時の安心度を大きく左右します。
「スマホが使えるだけで気持ちが全然違った」
という声はとても多いです。
第2位:冷蔵庫
冷蔵庫は、止まると影響が大きい家電の代表格。
冷蔵庫や冷凍庫の食材が傷んでしまうため、食品の保存はもちろん、体調管理の面でも重要です。
特に小さなお子さまや高齢者がいるご家庭では、
・離乳食や作り置き食材の衛生管理
・持病の薬を冷蔵保存しているケースがある
・食中毒リスクを避けたい
といった理由から、冷蔵庫が動いていたことで、食事や健康面での心配が減ったという声が多くあります。
第1位:エアコン(夏・冬)
最も「使えてよかった」という声が多いのがエアコンです。
夏の熱中症や、冬の低体温など命に関わるケースもあるため、使えるかどうかで“安心”のレベルがまったく変わります。
※ただし、エアコンは200V家電のため、蓄電池のタイプによって使えない場合があります。
実は注意|蓄電池があっても使えない家電がある

「蓄電池があれば何でも使える」と思われがちですが、実はそうではありません。ここでは、見落としがちな注意点を整理します。
消費電力が大きすぎる家電
エアコンやIHクッキングヒーターは、家庭用家電の中でも消費電力が大きい代表的な存在です。
また、これらは200V家電に分類されることが多く、蓄電池のタイプによっては停電時に使用できないケースがあります。
特に「特定負荷型」の蓄電池では、200V回路が対象外になっている場合もあるため、事前の確認が重要です。
同時使用でブレーカーが落ちるケース
個別では使えたのに、同時に使ったら落ちた」 という事例は少なくありません。
停電時は使える電力量に限りがあります。一度に多くの家電を使用すると、出力オーバーでブレーカーが落ちることがあります。
安全に使うためには、
・一つ消してから次を使う
・消費電力の大きい家電を同時に使わない
といった工夫が大切です。
場合によっては2階の部屋は使えないことも
蓄電池のタイプによっては、停電時に電気を送れる回路が限定されます。特定負荷型の場合、あらかじめ指定した回路のみが通電する仕組みです。
そのため、
・1階のリビングのみ使用可能
・冷蔵庫と照明だけ通電
・2階の部屋は使えない
といったケースもあります。
「どの部屋が停電時に使えるのか」は設計段階で決まります。 後から「2階も使えると思っていた…」とならないためにも、蓄電池導入時には確認しておきましょう。
蓄電池タイプの違い

停電対策として蓄電池を検討するとき、実は「どれも同じ」ではありません。メーカーや機種によって、容量(kWh)や停電時に使える回路の範囲が異なります。この違いによって、「どの家電が」「どれくらいの時間」使えるのかが大きく変わります。
ここでは、そのポイントをわかりやすくまとめました。
蓄電池の容量(kWh)
蓄電池の容量とは、ためておける電気の量のことです。
容量が大きいほど、
・長時間使える
・複数の家電をまかなえる
といったメリットがあります。
全負荷型か特定負荷型か
蓄電池には大きく分けて2つのタイプがあります。
・全負荷型:家全体に電気を送れる
・特定負荷型:あらかじめ決めた回路のみ送電
この違いによって、「2階のエアコンは使えない」「IHは使えない」といった差が出ることもあります。
つまり、容量だけでなく、どの回路に電気を送れるかも重要なポイントです。
全負荷型と特定負荷型の詳しい違いについては、こちらの記事で解説しています。
停電時、蓄電池があればどこまで家電は使える?
まとめ|その時後悔しないために、今できる準備を

停電対策というと、設備の性能や容量に目が行きがちです。
ですが本当に大切なのは、「自分たちの暮らしにとって何が必要か」を考えること。
蓄電池は家庭ごとに最適解が違う
家族構成、住まい、ライフスタイルによって、最適な蓄電池は変わります。停電対策で大切なのは、自分の暮らしにとって「何が使えたら安心か」を知ることです。
事前にシミュレーションしておくと後悔しない
「もし停電したら、何がどれくらい使えるのか」
これを事前に知っておくことで、 後悔のない選択につながります。
フォレストホームサービスでは、 ご家庭ごとの暮らしに合わせた蓄電池の無料シミュレーションを行っています。
「うちはどこまで使える?」
そんな疑問がある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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